皮膚のかゆみ

かゆみ対策

“かゆい”と掻く、掻くとますますかゆみが増します。
できるだけ掻かないようにするための対策を示します。

保湿のスキンケアが大事

皮膚の乾燥を防ぐことによってかゆみが緩和されますので、保湿効果のある外用剤などで皮膚をケアすることが大事です。

皮膚の体温を下げる

お風呂に入った後など皮膚の体温が上がるとかゆみが増します。
そこで、かゆい箇所を冷やすとかゆみが緩和されます。

子どもには、「掻くな」と言わない

高松市民病院でアトピー外来を開いている渡辺俊之先生は、アトピー性皮膚炎の子どものお母さんに「お子さんに“掻くな”といわないように」と指導しています。その言葉は却って子どもにストレスを与えてかゆみを増すことになります。先生は「ストレスがかゆみの重要な誘因因子である」と考えています。子どもが掻いているときに、そっと抱くようにした方が掻く行動が抑制されるそうです。

掻いても傷が付かないようにする

皮膚が傷つくと、より一層かゆくなります。
とくに就寝時は、直接皮膚を掻かないようにパジャマをつなぎにする(上下タイプのパジャマでは手を入れて直接引っ掻くので)、パジャマの裾口を絞ったり・テーピングをする(まくりあげて肘・膝などを直接掻けないように)などの工夫をします。また爪は丸く短く切っておきます。

汗をかいたら洗う

汗をかくと汗の成分が細菌のえさになって、皮膚の表面に細菌が増え、それがかゆみを起こす要因の一つになります。したがって、汗をかいたら速やかに洗い流すようにします。ポイントは、界面活性剤の強い液体洗剤ではなく、固形石けんをよく泡立てて使うことです。この泡立てるということは非常に大切で、最も泡立った状態が最も洗浄力を発揮します。また界面活性剤は敏感肌には、かぶれ・接触性皮膚炎の原因となるため、きれいに石けんを洗い落とすことも大切です。つまり、泡立ちがよく泡切れのいい石けんを選ぶことが大切です。また、お湯の温度が高いと、かゆみが増すのでぬるめのお湯を使用してください。

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